神戸徳洲会病院で、1人の男性医師が携わったカテーテル手術で複数の患者が死亡したという告発がありました。
告発を受けて神戸市保健所が臨時立ち入り検査をしました。
告発された男性医師はいったい誰なのか調査していきます。
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報道の内容

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神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)で、特定の医師が1月以降に携わったカテーテル手術の後に複数の患者が死亡したなどとする告発があり、神戸市保健所が臨時立ち入り検査をした問題で、同病院が14日に調査委員会を設置することが7日、運営法人「徳洲会」(東京)への取材で分かった。
引用:神戸新聞NEXT
この事案は、神戸市垂水区にある神戸徳洲会病院で発生しました。
特定の男性医師が担当したカテーテル手術で、死亡者や容体が悪化が相次いで起こりました。
この男性医師は2023年に赴任し、1ヶ月に3人もの患者が死亡しているということです。
先月30日に病院の関係者とみられる人物から「告発文」が届き、発覚しました。
神戸徳洲会病院と同じ医療グループ「大隅鹿屋病院」のHPによると、カテーテル手術の死亡率は0.5%だそうです。
1ヶ月で3人の死亡はかなり稀で、何らかの問題があったと考えられます。
患者の容体悪化の他にも、
- 必要のない患者へのカテーテル手術
- カルテの不備
- 院内の医療安全担当者への未報告
などの問題も指摘されています。
神戸徳洲会病院の概要

- 経営:医療法人徳洲会神戸徳洲会病院
- 院長:新保雅也(しんぼ まさや)
- 創立:1986年5月
- 住所:兵庫県神戸市垂水区上高丸1丁目3番10号
- 医師数:40名(常勤、非常勤)
神戸徳洲会病院は今年で創立37年の病院で、令和7年2月に新築移転する予定だそうです。
民間医療グループ「徳洲会」の14番目の病院で、入院患者数は平均200名と比較的大きな病院です。
今回起こった医療事故について内部告発があったことから、発言しにくい雰囲気の病院なのでしょうか?
カテーテル手術をした医師は誰?

現在、告発された男性医師の名前や顔写真は公開されていません。
分かっている特徴をまとめました。
- 循環器内科の男性医師
- 2023年に赴任してきた
この男性医師は1ヶ月に約40件のカテーテル手術を行っていたそうです。
単純に考えると、1日に複数回手術を行うことになりますね。
神戸徳洲会病院のHPに循環器内科の医師紹介ページがありました。

常勤・非常勤を含む4人の医師がいるとのことです。
4人の医師の中には院長代行もいるようです。
- K医師
- Y医師
- T医師
- W医師
現段階では告発された男性医師の名前は報道されていないため、こちらでの公開は控えさせていただきます。
竹田くん案件と話題に

この報道について、ネット上では「竹田くん案件」と話題になっています。
「竹田くん」の元ネタは、「脳外科医 竹田くん」というWEB漫画です。
※「脳外科医 竹田くん」とは?
架空の地方都市の市民病院にて、様々な医療事故を起こす脳神経外科医の「竹田」と、上司でありながら彼に翻弄される「古荒」の姿を描いた医療系ホラー漫画
告発された男性医師と共通するところがあると話題になっています。
また、このWEB漫画のモデルとなった病院は「赤穂市民病院」です。
神戸徳洲会病院と同じ兵庫県内の病院です。
何か通ずるものがあるのでしょうか?
世間の反応

医療従事者目線からいうと手技が未熟というよりもなにか試していたのではないのか?と疑ってしまいますね。 もしくは看護師サイドの問題ってパターンもありえますけど、院内からの内部報告なのでなにか実験でもしてたのかもですね。
引用:Yahoo!コメント
2年前に他の徳洲会病院で大きな手術したけど、とにかく診察の時に手術に誘導しようとする。
引用:Yahoo!コメント
カテーテル手術を多くの医師が目指しているけど手術はやはり職人技。経験豊富な医師が指導してきちんと治療として確立してほしい。
引用:Yahoo!コメント
1ヶ月に40件のカテーテル手術となると常勤医師ですかね。 内部の人間からおかしいと言われるのだからよほどの状態だったのでしょう。
引用:Yahoo!コメント
医師にも上手い下手がある。定期的に技能チェックのランキング分けをして、患者が指名できるようにする必要がある。そうなれば医師も上位に入ろうと技能の向上に努めるに違いない。
引用:Yahoo!コメント
上手い下手の技術の問題もあるだろうけど細部までしっかりみる医師とこれくらいで大丈夫でしょ、みたいな適当な性格の医師もいると思う。
引用:Yahoo!コメント
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